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報道関係者向け『FLAG』第1話の試写会レポート

2006年5月17日、都内SME乃木坂ビルにて、報道関係者向けに『FLAG』第1話の試写会が行われました。
当日は小雨交じりのあいにくの天候ということもありましたが、開場と同時に次々と記者さんたちが押し寄せ、あっという間に会場はほぼ満席。各界の期待の大きさが伺え、スタッフも一安心です。
上映に先立って行われた舞台挨拶では、高橋良輔総監督、植田益郎プロデューサー、そして白州冴子役の田中麗奈さんが登場。

まずは高橋総監督により『FLAG』にかける思いが語られました。
「私の作品にはロボットものが多かったのですが、ここ7〜8年はそういう仕事をやっていなかったのです。ただその間、全般的に映像のクオリティがどんどん上がってきていることを実感しています。そんな中、そのクオリティを使ったクライマックスの一番いい絵が、〈良い写真を撮りたいと思っているカメラマンが、自分の命を懸けて撮った意味のある一枚になっている〉作品、というのができないかな、と思っていました。そのような作品を生み出すべく色々やってみた結果、今、ようやくこの『FLAG』が入り口をちょっと出たところです。自分でも非常に思いが長かったものですから、楽しみながら作っています。」

続いて植田プロデューサーからは、改めてインターネットでの先行配信についての説明です。
「今、毎週100本ものアニメが放送されていて、あっという間に観終わったアニメが消費されていく状態です。そこで、この作品をいかに目立たせるか、また、どうすればできるだけ多くの人に観てもらえるかということを考え、ブロードバンド視聴世帯が三千万世帯となった今、その方々に一挙に見せることができる可能性に賭けてみたいと思いました。とにかく他の作品とは違う“フラッグ”を掲げて、ブロードバンド配信でスタートしようと決めました。」

そして、田中さんは初体験の声優というお仕事についてコメント。
「(実写とは)似ているようで全然違う現場なので、とても緊張しました。でも新しい体験ができたことが嬉しかったです。自分も成長すると思うし、ドキドキしながらも初心に返らせていただけたことも嬉しかったです。」

そして、視聴者の皆さんに向けて
「観ている方が自分も体験しているような感覚をもってほしいと思います。私も白州と一緒に成長していきたいと思います。」
と意気込みを語っていただきました。

そして質疑応答とフォトセッションに続いて、第一話の試写。
機材のトラブルから急きょ、上映場所を移動しての上映となりました。当初、予定していた会場よりは若干せまいスペースとなってしまいましたが、皆さん、固唾を呑んで食い入るように画面を見つめ、非常に熱気溢れる試写となりました。

当日、お越しいただいた方、本当にありがとうございました。


©TEAM FLAG/Aniplex・The Answerstudio