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SPECIAL

植田日記#1

7月27日(木)『はじめに』

突然ですが、日記をはじめることにしました。
まもなく本編の配信も第4話を目前に控え、もっとじたばたしなければと関係者一同思っております。
第4話はかなり主役白州冴子とシーダックのスタッフの心の交流が描かれます。
楽しみしてください。

昨日シナリオ会議が行われました。
全13話なのに、まだシナリオが完成していません。
かれこれ、2年半は経ちます。なってこった。
オリジナル作品だからか、スタッフのこだわりか、原作・総監督のT様のサボり癖なのか・・。

オリジナル作品は苦労も多いですが、楽しみもたくさんあります。
なんといっても、自分たちですべて決めて行かなければなりません。
原作者T様もスタッフの意見をとても大事に、懐深く包んで頂き何とか作品に入れ込もうと考えてくれてます。
ただ、スタッフもわがままです、皆で違う方向の話をします。
T様も困ってしまうこともあります。
でも、最後は何とかしてくれると、プロデューサーとしてはスケジュールのことを気にしながらも、自分でも意見を言っております。

シナリオ会議上、レバノンの今の状況の話になりました。
どちらがどうのということはそれぞれの考え方もありますので、議論の中心ではありませんが、どこかでだれかが踏みとどまればこの連鎖は止まるのではと、単純ですが皆で願ってしまうのです。
「Flag」の作品を立ち上げようと思ったきっかけのひとつが現状の中東情勢に影響されていることは言うまでもありません。

何かのきっかけになればと思い、作品作りに邁進しております。

T総監督から、先日あるトークショーで某「イ○センス」の某O監督が「Flag」を大変褒めていただき、業界内に宣伝をしまくっているという話を聞き、せっかくですので、作品のプロモーションに協力をしてもらおうと作戦をねっているプロデューサーでした。

これからもまだまだ頑張ります。
よろしくお付き合いのお願いいたします。

エグゼクティブ・プロデューサー
植田 益朗

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