トップページ ニュース FLAGとは? 配信情報 スペシャル メールマガジン PLAYLOG BD&DVD&CD

SPECIAL

田中麗奈アフレコダイアリー

■第8話〜第10話のアフレコの感想

■第8話のアフレコの感想
8月31日は、第8話と第9話までのアフレコでした。
だんだん終盤に近づいてきているってなぁって感じです。

この8話もそうですが、『FLAG』には遊牧民の暮らしが出てくるシーンが何度かありますよね。
私は何年か前に、アフリカのタンザニアへ行ったことがあるのですが、そこで遊牧民の暮らしを見る機会がありました。

自然と共に暮らし、土の香りがする人たち……という印象。
自然と「一体化」しているって感じで、「人間も自然の一部である」というところに一番近い人たちだなあ、と思いました。
青空や夕焼けを眺めたり、草原の中の木々を眺めたり……、そんな自然の美しさと共に生きてるなんて、うらやましいですよね。

さてみなさん、「バター茶」ってご存じですか?
『FLAG』の中でもちょこちょこ登場してきていますが、アフレコの収録スタジオに制作スタッフさんがそのお茶を作って持ってきてくれたんです。

私は飲んだことがなかったので、どんな味がするんだろうと、おそるおそる口にしてみると……ん? お茶というより、スープのよう。
大好きなバターの味と薫りが私をホッとさせてくれました。

作り方は、鍋で煮出したプーアール茶にミルクとバターを入れてかくはんし、塩で味付け。
チベットでは1日に何度も飲んで、体を温めるんだそうですよ。
本当に体がぽかぽかしてくるので、寒い冬にはホントにおすすめです!
みなさんもぜひ試してみてください。


■第9話のアフレコの感想
この回では、空気の薄い高山で息を切らす場面があったのですけど、……うまく演技ができるまで大変でした〜〜。
やっぱり実写の作品とでは苦労するポイントが違うなあと改めて実感。
でも何事も経験ですからね!

お話の中で、組織を守るためにニッカネン中尉が罪を着せられそうになるんですけど、不条理ですよね!
でも、自分がその立場だったら、きっとその場では従ってしまう……。
そして後で泣くタイプですね、ワタシは(苦笑)。

9話でも遊牧民たちの暮らしが出てきますが、白州は遊牧地帯に残りたがるんです。その気持ち、私、すごく分かる!
国や地域の違いにとても興味があるし、海外旅行に行くと現地の人にいろんな質問をしちゃう方なんですよ。
以前、米国のアリゾナ州にあるセドナに行ったとき、インディアンの生活を見てきたんです。
インディアンの哲学や自然との関係の話を聞いて、とても感動しました。

でも、都会にもちゃんと愛着がありますよ(笑)。
自分の住みかやお仕事の中心は東京ですが、何でも情報は早いし、映画や舞台もたくさん観ることができるし、美術館で、海外の有名な絵画の展示を観ることができるのも嬉しいですね。
東京はいろいろな国の文化と芸術に触れることができる魅力的な場所。
でも、これって平和だからこそできることですよね。
どこの国も、早く戦争のない社会になるといいな。


■第10話のアフレコの感想
8月末の収録から、ちょっと時間が経ってしまって、勘を取り戻さなくちゃ! と少し緊張したんですが、12月13日に第10話と第11話のアフレコが無事終わりました。

第10話では白州が「私が生きている意味?」と自問自答する場面があるんですが、その台本を読んだとき、自分に当てはめてみたらどんなことだろうと思って、生きている意味……生きていることで感じる「喜び」とか「幸福感」について私なりに考えてみました。

う〜ん、沢山あるんですけど、ひとつは「自然」に触れたときに、幸せを感じられるかな。
旅行が好きで、お休みをもらえば旅に出ることが多いのですが、旅ならではの人との出会いとか、美しい自然の風景を見ることができたときには、本当に「生きててよかったー!」って思いますね。
「自然」は、疲れた自分をリセットしてくれて、パワーをくれる大切な存在です。
これからも仕事でもプライベートでも、いろんな国を見てまわって、様々な人たちと関わって……。
そうすることによって自分がもっと成長できたらいいな、と思います。

もうひとつは、もちろん! お芝居をしているときですね(笑)
単純に「気もちがいい」んですよー。
「この瞬間、すごく面白い!」って感じられた時、目一杯、生きがいを感じます♪

BACK


©TEAM FLAG/Aniplex・The Answerstudio